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【インタビュー】ハイクオリティな文章やイラストを提供するクラウドゲームス加藤氏が語る自社の強みとネット小説大賞について

2016年12月12日

シナリオ製作やイラスト指示書製作サービス等を提供しているクラウドゲームス。
今年で第五回になるネット小説大賞も運営されている同社に事業内容や今後の展開について伺いました。

クラウドゲームス株式会社
コンシューマー事業部
加藤 博己 氏

 

――本日はよろしくお願いします。まず初めに、事業内容について教えていただけますでしょうか。

クラウドゲームスの事業は3つありまして、
まず初めにWTRPG(ウェブトークRPG)というジャンルのコンテンツ事業を展開しております。
WTRPGについて説明しますと、運営側は世界観やシナリオの提供をし、ユーザーはその世界観の中でどういった行動をしたいかをキャラクターを作ってテキストで運営側に送り、その結果を運営側から送らせていただくといった形の昔からあるジャンルとなります。

2つ目は、シナリオの製作やイラスト指示書の製作、最近だとボイスの受託案件等の一般的に呼ばれるアライアンス事業を展開しております。

3つ目は、ネット小説大賞を出版社様と共同でやらせていただいておりまして、「小説家になろう」というサイトとコラボして、実際の小説の審査などの運営を担当しております。

――先ほどお話しにもありましたネット小説大賞ついて詳しくお話いただけますでしょうか。

毎年開催しておりまして、今回で第5回目になります。
応募も年々増加しており、前回は約7600作品の応募をいただきました。
その中で出版社様と選考を行い、受賞した作品については、書籍化が確約されます。

第二回受賞作の『異世界居酒屋「のぶ」』はコミカライズされるなど、大ヒットしております。
弊社としてはネット小説大賞のようにクリエイターや小説家になりたい人達にチャンスを与える事業をより伸ばしていき、ここから活躍していったクリエイターさんが世の中に有名になって羽ばたいてくれればいいなと思っております。

――現在のポジション、携わっている業務についてお話いただけますでしょうか。

現在はコンシューマー事業部のディレクターをやっております。
携わっている業務は色々ありますが、WTコンテンツの全体的な運営、外部からのユーザー獲得施策を行っております。
その他でいいますと、シナリオの受託案件やホームページのリニューアルも対応しております。

――業界を支援していく企業として、貴社の強みをお聞かせください。

弊社はオンラインゲーム(WTコンテンツ)の10年以上の運営実績があり、
運営するにあたってのシナリオライターさんやイラストレーターさんを多数抱えております。
それ以外にもネット小説大賞を運営しているので、大賞に参加いただいた小説家やライトノベル作家さんと一緒にお仕事をさせていただいておりますので、ハイクオリティな文章の提供ができます。
また、それに合わせてイラストを描いたり指示書を描いたり、ボイスをつけたりとワンストップでスピード感ある開発ができる所が一番の売りかなと思います。
同じグループ会社のクラウドゲートがイラストの受託をメインにやっているので、そちらと連携して動けるのも強みです。

――業務するにあたって、意識しているポイントはありますでしょうか?

いかに利益を出すかという所を多面的に考えられるかどうかという所をかなり意識しています。それとコスト管理ですね。
ディレクターの仕事はプロジェクトの進行をどう進めていくか等の取り回しが多く、それに対してハードルや壁があったりするわけですが、一緒に仕事するメンバーの事を考えて、相手の立場に立って発言や仕事をするのが大事だと思いますし、事業的な面でいくと企業として、売上ではなく利益を意識するというのは大事かなと思っています。

アライアンス事業に関しては、クライアントが求めていることは何かを素早く察知して先回りできるようなことを意識しています。クライアントが発注側に求めているものというのは、自分たちが抱えている課題をいかにして解決してくれるかという所だと思っているので、向こうが抱えている課題をこちらが素早く理解して改善策を提案することを意識しています。
当たり前になりますが、仕事をやるときは結構楽しんでやっています。

――今後の展開についてよろしければお聞かせください。crowd_games_2

今後の展開としましては、弊社が今年9月から日本創発グループの傘下に入りましたので、そのグループ会社と一緒にビジネスをやることによってさらに大きな利益を生み出せるようにしていきたいと考えております。
弊社社長がよく言っているのですが、例えば1つの会社だと1しかできないが、他の会社と一緒にやった結果が足し算になってはいけないと。掛け算的な発想で大きな利益や大きな事業ができるようなことをやってほしいと。
1つの会社と1つの会社が一緒に仕事をするのだから、それだけコストや時間もかかるので、それに見合うだけの大きな利益を生み出せるはずなので。
そういった視点でいろんな会社とコラボすることで、より大きな利益を産み出せるような仕事をしていきたいと考えております。
今までクラウドゲームスやクラウドゲートだけではできなかったことを、グループの強みを生かし一緒になってやっていければいいなと思います。

後はネット小説大賞の拡大ですね。今でも日本最大級の規模になってはいますが、名実ともに日本一と言われるようにしていきたいです。
協賛・協力したい企業様もたくさんいるので、今後の展開含めて事業の拡大をしていきたいと思います。

――最後に支援する企業様へ向けたメッセージをお願いします。

世界観やシナリオってどう作ったらいいか?という質問をパブリッシャーやクライアント様からいただくことがあります。
元々シナリオが絡むRPGにニーズが出てきたのがここ数年だと思うので、そこに対して求められているものに関しては弊社が10年以上のオンラインゲームの運用実績があるのでお答えできるかなと。
実際に中に入って世界観を1からご提案したりデザイン面やボイスをつけたりなどの面もトータルで対応できますので、そういった意味ではプログラム以外の部分に関してワンストップで受けられるのが弊社の強みですので、ぜひ一度課題を抱えている企業様はご連絡いただければと思います。
一緒に楽しくお仕事がしたいなと思っているので、よろしくお願いします。

――本日はありがとうございました

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■第五回ネット小説大賞は10/21から開催中です。

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株式会社クラウドゲームス

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